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キャリテク!マガジン

コラム

「行きたい会社の募集要項やなりたい自分とのギャップを逆算で埋めよう」

こんにちは。佐々木昌子です。長らくお読みいただいた皆様、ありがとうございました。今回で最終回となりました。最終回は「行きたい会社の募集要項やなりたい自分とのギャップを逆算で埋めよう」という内容で書きます。

誰でも、なりたい自分というのは存在しますよね。「あぁなりたい」「こうなりたい」というイメージの話です。
昔、TVで未就学の女の子が「どんな大人になりたいですか?」という質問に対して「イチゴ!イチゴになりたい」と言っていたことがありました。さすがにイチゴにはなれないと思いますが、一般の人間の範囲の中では、ギャップを埋めればなりたい自分に近づけます。今日は、そのギャップの埋め方を紹介します。

<なりたい自分とのギャップの埋め方>

  1. なりたい自分に近い対象を決めます。できれば少し年上がいいです。同い年や年下を対象とすると、頑張ってもギャップが埋まらない感覚になりがちです。
  2. 「1」の対象者の特徴を5つ挙げます。(4つでも6つでも大丈夫です)
  3. 「2」の特徴を5段階に区切り、「1」の対象者のレベルを5に設定します。
  4. 自分のレベルを感覚でいいので設定します。
  5. 対象者と自分のギャップを3つの項目に分解します。
  6. その項目をそれぞれ1年に一個実現し、3年で達成するように計画を立てます。
  7. さらに、1個の目標を達成するために学習目標を12分割して、毎月の目標を立てます。
  8. その目標を机や部屋の見えるところに貼って、達成したらその紙を捨て、自分のレベルを+1しましょう。

基本的なギャップの埋め方はこんな感じです。結局、いろいろな人に目標とされるようなイケている人と、これからの人では、日々の行動効率がかなり違うのです。世の中全て因果応報なのです。勉強していないのにテストでいい点は取れません。やった分をMax値としてある程度返ってくることの繰り返しなのです。
日々の行動の効率が悪いと、頑張ってもしんどいので、なかなか続きません。行動効率が高いと、成果が目に見えてわかるので、楽しくなり、続くのです。努力において楽しいのは自分の成長が見えるからです。
目標を分解して、毎月のレベルまで落とすことで、何をどこまでやればいいのかが明確になるので、ハードルが下がり、達成度合いも見えるので、楽しく続けられるのです。

「佐々木さんは、この方法やってるのですか?」って?

当たり前です。目標を自分の部屋と玄関に貼って常に何をするべきかを意識しています。
自分で決めた目標だけだと価値観が広がらないので、毎月の目標を課してくれるカレンダーも使っています。そのカレンダーは毎月、どういう自分になるべきかが書かれているカレンダーで、毎月、自分でこうなると決めて、行動しています。

人生やったもん勝ちです。

今回のコラムでは目標を細分化して、目標を意識して行動することを書きました。
最後に、意識することの大事さを伝えます。

マザーテレサの言葉です。

思考に気をつけなさいそれはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさいそれはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさいそれはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさいそれはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさいそれはいつか運命になるから。

この言葉は私が好きな言葉の1つです。

いつも思っていることはつい言葉になり、その言葉が行動に影響し、行動が続けば習慣化し、その習慣が性格を形成し、性格こそが運営を決めるということです。重いですね。でも真実です。この言葉には、ふと思ってしまう意識の積み重ねが運命を変えるということも意味しています。

若い時の差なんて大したことありません。でも、5年10年の積み重ねが、人を大きく変えるのです。このコラムが誰かのきっかけになると嬉しいです。
それでは、またいつかどこかのコラムコーナーでお会いできると嬉しいです。ありがとうございました。ごきげんよう。

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