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キャリテク!マガジン

コラム

【勉強の仕方が分からない人必見】勉強のゴールとアウトプット法

こんにちは。AltX株式会社 研修講師の久保と申します。

当社ではお給料をもらいながらITエンジニアとしての基礎が学べる「キャリテク!」を展開していますが、私はこの研修の講師をしています。

早いもので講師歴は10年以上経過しました。そりゃ年取るわ(ここ笑う所です。ハイ。)

そんなこんなで、これまで全くITに触れてこなかった研修中の社員に日々教えていると、人それぞれ色んなところで躓きつつも、それを乗り越えて成長していくんです。個性が出て面白い。

このサイトを見てくれている方は、何かしら自分を変えたい思いがあって見てくれてると思いますので、今日はITエンジニアとしての第一歩を踏み出そうとしている方へ「勉強法」についてお伝えします。

(1)勉強のゴールって?

学生時代に勉強をしたことはあると思うのですが、勉強っていつになったら終わるのでしょう。

みなさんは「どうなったら」勉強を終わらせていますか?
1日勉強をしていたとして、「どうなっていたら」布団に入って寝ますか?

例えば、学生時代は「先生から出された宿題を完成させること」が1つのゴールだったりしますよね。
なので、友達の宿題を写させてもらったり、問題集の回答欄にとりあえず答えを見ながら埋めたり、ネット記事をコピペしてレポートを作ったり。笑
私は徹夜で宿題をやっていて、学校でぶっ倒れたりすることもありました。だめです←

学生時代はこれで良かったのかもしれませんが、社会に出るとそうはいきません。
「勉強した内容を理解し、自分の力にすること」が、勉強の1つのゴールとなります。

さて。そうは言っても、その勉強ってどうなっていたら終われるのでしょう?

勉強に限らずではありますが、人間の知識・記憶には「何となく覚えていること」、「誰かに聞いたことがあること」、「テレビで見たことがあること」なんてのがありますが、それは勉強してマスターしました!と言えるでしょうか?

言えません。趣味だったら、それでいいけど。

でも、マスターしようと思ったら、必要なレベルまで勉強する必要があります。

どこまでかって?

人それぞれの考え方があると思いますが、私は「アウトプットできるようになっていたら」勉強が終われると考えています。

(2)アウトプットの基準は?

まず、アウトプットの方法でよくある失敗例です。

何か暗記をしなくてはいけないものがあったとします。それはテキストに載っていたり、自分でノートにまとめたものかもしれません。「さぁ、暗記しよう!」と、テキストやノートを眺めて、頭で暗唱して、、、という方法。

これ、ダメです。
人間、自分には甘いものなのです。

この方法で勉強して、暗記する項目が20個あったとしましょう。
で、そのうちの1つがちょっとだけ曖昧になってしまったとします。
チラッと答えを見て、「あぁ、そうだったわー。まぁ、1つ以外いけたわ!」なんて思うだけで、通り過ぎることも多いのではないでしょうか?

これも、アウトです。
「何となく」、「なぁなぁ」で通り過ぎているので、自分ができているのか・できていないかの判断すらつけられません。ただの勘違い野郎です。

じゃあどうすればいいの?と、思った方に一つ方法を紹介します。
「頭でわかっている」ことでも、全てノート(PC上でも可)に書き出しましょう。

私は、アウトプットの基準は「頭でわかっていることを全て説明できるどうかだ」と、教えています。
ゴールは「何も知らない小学6年生にも理解してもらえるように説明できること」です。

もし、パーフェクトに書けなかったとしたら、分かっていません。
=理解できていないので、説明もできませんし、その知識を活用することもできません。 ビジネスの現場にいても、仕事が出来ないということです。

これが1つのゴールというか、「1つの基準」です。基準をクリアすることで先に進むことができます。
基準がない人はどこまで勉強をすればいいのかわからず、適当なまま終わるか、先に進むことができません。寝れません。

ずっと勉強するのはキツいです。眠いし、遊びたいです。
真面目な話、ずっと勉強していても効率は下がります。でも、日夜進化するIT業界では日々の勉強が不可欠です。
身体のためにも、遊びのためにも、メリハリつけて効率よく生活するためにも、ゴールを作って勉強することをおすすめします。

当社では、IT未経験者がITエンジニアとしての将来の自分を少しでもイメージできるようになるための個別セミナーも開催しています。IT業界に興味がある方は、ぜひ一度参加してみてください。
https://www.kcct.co.jp/careetec/seminar/tokyo/

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